2005年の出来事

 錫光公式サイトTOPページのINFORMATION、ずらずらと長くなってしまって・・・
折を見て少しずつ整理することにします。まずは2005年。

2005/12
日本テレビ「ぶらり途中下車の旅」(12月10日)で車だん吉さん来訪

2005/10
川口市産業技術技能者顕彰「チャレンジ賞」受賞・川口名匠会入会

2005/05
「川口の名工 錫師」平成17年度全国広報コンクール映像の部1席入賞

2005/11/24HP公開


この年は、まさに錫光にとって衝撃の年、大転換の年でした。
なぜなら、実務的にはこの1年余り光山を頼らずに、なんとか2人で切り盛りしてきたものの、
5月半ばにその精神的支柱である師匠が亡くなってしまったからです。

悲しんだり落ち込んだりしている暇はありません。
今思えば、そういう気持ちを覆い隠すように、何でも積極的に取り組むように仕向け、
なんとかバランスを保つようにしていた2005年だったと言えそうです。

「2005/11/24HP公開」とありますが、
1999年に始めたHPをここで気分一新してという気持ちの表れだったと思います。


2005/05/19 読売新聞



2005/05/24  毎日新聞


地魚 鮨 天麩羅 「銀座 藤田」

あれは、7月の中旬頃だったか?
まさかこんな猛暑になるとは予想だにしなかったが、十分に暑い日だったと記憶している。

その数日前、電話の問い合わせ。新しく銀座に店を構えるのだが是非錫を使いたいので、商品を見せてくれとのことだった。

丁度近く都内の百貨店で製作実演をやるので、と誘導。大抵川口の便の悪い所より、交通の便の良い、しかも見やすく展示された場所に来られるものだ。

しかしこちらの大将、利便性など意に介さず、スタッフを連れて工房に行くと決め、予定の日を告げて電話を切った。

別段訪ねられても不都合はないが、随分と熱心な人だなあと思った。後で知ったことだが、野菜でも魚でも現場を見て仕入れるのが信条だそうだ。「でないとお客さんにちゃんと話せないでしょ。」とは後日談。

当日、来られたのは大将含め3名さん。まず工房でこんな風に作ってますという説明をし、座敷に上がってもらう。説明の最中にもこれかっこいいなあとか何やかや感動した様子。

その上「独立したら絶対錫を使おうと思って探してたんだ」とか「こういう仕事は残してもらわなきゃ困る」とか、完璧に褒め殺されてしまった。

リップサービスとはわかっちゃあいましたが、とにかく熱心なのでつい意気に感じたこともあり、6種類の品取り合わせて計60点余り、納期も厳しかったがお引き受け致した次第でごぜぇます。大分リーズナブルなお値段で・・・

          錫の酒器

結局、間に合うかどうかというところだったが、どうにか9月上旬に無事納品。

なんと、オープンは9月9日重陽の節句。錫光公式サイトリニュ−アルの日と同日。ご縁がありますなあ。(実は、うちの20回目の結婚記念日だったりするわけです。でへへ・・)

先日銀座に用事があったので、早速うちの陽山と2人でお店の方に寄せて頂きました。

お店の名前は、「銀座 藤田」さん。「地魚 鮨 天麩羅」のコース料理のお店。

銀座は8丁目で、中央通り博品館側の歩道からちょこっと入った地下1階。

お店の暖簾をくぐると、ヒノキの一枚板のカウンター。テーブル席も2席ほどあるようにお見受けした。

まだ新規開店の余韻を残すように、胡蝶蘭がいくつもいくつも所狭しと店内を彩っていた。ここの大将の人望だろう。前日までは入れない人もいたほどで、行った日はたまたま空いていたのでよかったと。今度来るときは前もって連絡してと釘を刺された。

おいしい肴をあてに、自分の作った錫で飲む。ビール、日本酒、焼酎一通りいただきました。
自宅でも錫はもちろん使うが、肴は違うし酒の中身も違う、格別です。

また大将が言う、「来るお客さん来るお客さん、これいいねって錫、褒めていかれますよ。これだけ思い切って錫で揃えてよかったよ。」と。

わかっちゃいるけど、また、最後の最後に褒め殺された・・・ちょいと酔いがまわっちまったかなあ。

               銀座藤田のれん
            * 銀座藤田 お問合せ電話番号 03−3572−5601


公式サイト・リニューアル

重陽の節句。

おめでたい陽の数、中でも一番大きな数が重なる日。

錫光公式サイトをリニューアルしました。 

人と人のつながり、支えられたリニューアル

リニューアルに当たり、複数の方々にご協力いただきました。
元々何をやるにしてもいつも周りの人たちに助けてもらって今があるわけなんですが・・・
その話はおいおい機会があったらってことにしますが。
この錫光公式サイト・リニューアルに限ってもって話なんです。
 
トップページを独自の感性や季節感で素敵に飾って頂くのは、
フラワーデコレーターとして活躍しておられるmocoさん。
無機質なイメージの錫に、不定期になると思いますが、彩りを添えて頂きます。
よろしくお願いします。
 
今回のその写真の中で、mocoさんに、菊酒のイメージを演出するための酒瓶を入れて頂きました。このお酒、ラベルに江戸の地酒とあるのがわかりますか。
東京23区唯一の酒蔵・小山酒造さんの丸眞正宗純米吟醸です。
荒川の橋のたもとにある小山酒造さんは、地元川口からは川向こうのお隣さんです。
あるイベントの利き酒の時もご協賛頂きましたし、今回も快くご承諾頂きました。
ありがとうございます。
 
取扱商品などの写真は私が撮っていますが、いずれも無機質なものばかりです。
そんな中、「錫光について」や「錫の歴史」ページ内で、温かみのある異彩を放った写真があります。「photo Mibu」とクレジットされたものです。かの舞山秀一氏のもとで修業し、満を持して独立・活動を始めた若手カメラマン壬生勇輔さんです。
力はあるが優しい目をした好青年で、このときはクラシカルな銀塩カメラで、
瞬間瞬間を大胆に切り取ってもらいました。
このまま手元に持っていてもモッタイナイのでお願いして掲載させて頂きました。
ありがとうございました。
 
まあなんと言っても今回全般にわたってお世話になったのは、COLZA DESIGNの皆さんです。
業者さんの選定に始まって、サイトの構成・デザイン、データの調整やアップロードはもちろん、世間の情勢や傾向なども丁寧に教えて頂きました。
袴塚さんには、当初から積極的に関り意思決定に必要な細かな調べ物などもして頂いたように思います。ありがとうございました。
野原さんには、女性的なキメ細かな対応をして頂きました。mocoさんとのコラボも野原さんのアイデアですし、上手にコーディネートしたのも野原さんです。
一番の収穫は、この機会に錫光のロゴマークを作ったことです。
オリジナルのロゴを持つちょっとした優越感みたいなものも確かにあります。
しかし何よりも、ちょっとマンネリ化した厚く積もったほこりを振り払い、
新たな気持ちで将来に向けてリスタート出来たことが最大の効用であると思います。
まだいくつかの案件お手伝いいただかなくてはなりません。
よろしくお願いします。
 
というわけで、大変長くなりましたが、リニューアルに当たって色々とお世話になったという話でした。



プロフィール

錫光は、ロクロ挽きで酒器・茶器等の錫(すず)製品を作る工房です。地金の仕入れから鋳込み・ロクロ挽き・ツチメ打ち・絵付け・漆塗りなど一貫した手作りにこだわる伝統工芸品を製造販売しています。
このサイトは、新着情報や日々感じたことなどを気まま勝手に綴る、錫光のオフィシャルブログサイトです。

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